厚狭地区防災訓練を行いました。

総務課主幹奥田さんの講話

10月25日(土)、各自治会から70名が参加して、防災訓練を行いました。防災士平中純子さんによるハザードマップの見方の説明の後、総務課主幹奥田孝則様に「巨大竜巻と線状降水帯について」のテーマでご講話いただきました。

 平成11年の台風18号に伴って本市で発生した竜巻を例に説明されました。竜巻は、漏斗状の雲が発生したり、飛散物が筒状に舞い上がったりする予兆があるので、異変を感じたら、(竜巻を)見に行くのではなく、すぐに身を守る対応(外では頑丈な建物の隙間に入って身を小さくしたり、家の中では、窓から離れ丈夫なテーブルの下に入って頭を守ったりする)ことが大切だそうです。

 雷は、高いものに落ちると言われます。間違いではありませんが、それよりも電気を通しやすいものに落ちると言ったほうが正解です。したがって、人の身体は電気を通しやすいので、木に落雷した際、電流が木の外側を流れ、人の身体に飛び移る可能性があります。木の下での雨宿りは絶対に避けるべきだそうです。家の中や車の中が安全ですが、落雷後の火災には注意を要します。

 平成22年の厚狭の洪水は、美祢市で線状降水帯が発生した可能性が高いそうです。ハザードマップの浸水危険域はほとんど浸かったそうです。市では6時間前から線状降水帯の発生を予想して避難の案内を出します。後から「まさか自分の家が浸かるとは思わなかった」ということがないよう、早めに避難所、ホテル、遠くの知人宅、親戚宅への非難を検討してほしいとのことでした。

 講話の後、実際に簡易ベットとテント式パーティションをたててみました。